Cannaをインストールしたままで使っていると、えらく変換効率が悪いです。
そこで、拡張辞書をインストールして、少しはまともに使えるようにします。
幸いなことに、Cannaの拡張辞書はportsが用意されているので、これを使ってインストールします。
まず、Cannaサーバーを止めます。
> su
# /usr/local/etc/rc.d/canna.sh stop (Cannaサーバーを停止)
# cd /usr/ports/japanese/cannadic
# make install clean
で、インストール自体は完了です。
portsでインストールすると、最後に
You should do set up after the installation.
See ${LOCALBASE}/share/doc/cannadic/README.FreeBSD
と出ますので、それに従います。
$[LOCALBASE]とは/usr/local/のことです。
つまり、/usr/local/share/doc/cannadic/README.FreeBSDを開けば良いことになります。
このREADME.FreeBSDは日本語で書かれているので、先にkonを立ち上げておいてから閲覧します。
# kon
# less /usr/local/share/doc/cannadic/README.FreeBSD
このファイルにはかんな辞書をportsでインストールした時に手動で行わなければいけない事を、かんな辞書のマニュアルから抜粋したものです。と書いてあります。
ので、そこに書いてある通りに従って設定します。
まず辞書情報が記述されている/usr/local/share/canna/dic/canna/dics.dirに、インストール時に同じディレクトリに作成されたdics.dir.gpl_cannaの内容を追加します。
# cd /usr/local/share/canna/dic/canna
# cp dics.dir dics.dir.orig
# cat dics.dir.gpl_canna >> dics.dir
それが出来たらCannaサーバーを起動します。
# /usr/local/etc/rc.d/canna.sh start
ここまで出来たら、各ユーザーに戻って作業します。
# exit
>
次に各ユーザーごとにかんな辞書を使えるように設定します。
Cannaの設定ファイルを/usr/local/share/cannaからホームディレクトリに持ってきて、かんな辞書をロードするように記述します。
> cp /usr/local/share/canna/default.canna ~/.canna (ホームディレクトリに設定ファイルをコピー)
> cd ~ (ホームディレクトリへ移動)
> chmod 644 .canna (編集できるようにパーミッションを変更)
> vi .canna
(use-dictionary
"iroha"
"fuzokugo"
"hojomwd"
"hojoswd"
"keishiki"
:bushu "bushu"
:user "user"
)
を探して、以下のように変更
(use-dictionary
"gcanna"
"gcannaf"
;;"iroha" (かんな辞書はirohaの上位互換なのでコメントアウトしてかまわない)
"fuzokugo"
"hojomwd"
"hojoswd"
"keishiki"
:bushu "bushu"
:user "user"
)
と追加してやります。
かんな辞書はirohaの上位互換なので、;;"iroha"としてコメントアウトしてやってもかまわないようです。
最後に頻度辞書を作成します。
既に同じ名前のユーザー辞書がインストールされている場合は、辞書を上書きするか聞いていますが、上書きしてもかまわない場合は上書きの質問にyesと答えてください。
> mkdic -fq gcanna
これでかんな辞書(拡張版)が使用できます。