Cannaはcanuumやkinput2を経由して使いますが、デフォルトで呼び出すコマンドは「Ctrl+o」です。
X上のktermやkinput2を利用する場合は「Shift+Space」でもOKです。
Cannaの基本的なキーバインドは以下の通りです。
Space 変換
Ctrl + i 文節を縮める
Ctrl + o 文節を伸ばす
Ctrl + p 各種特殊文字
Ctrl + u アルファベット倍角大文字
Ctrl + l アルファベット倍角小文字
Ctrl + g アンドゥ
→ 変換対象を次の文節へ(Ctrl + f)
← 変換対象を前の文節へ(Ctrl + b)
↑ 前候補
↓ 次候補
特に覚えておくべきものは、動作のキャンセルはCtrl + gであるという事です。
また、Canna上で全角スペースを入力したい時は「@@」と入力すれば自動的に全角スペースになります。
さらに入力変換中に「Home」キーを押すことによって、ユーティリティーが起動し、ここから辞書登録などが可能です。
Cannaの設定ファイルは.cannaファイルです。
これは/usr/local/lib/canna/sampleの中にひな型があり、通常はこれらを自分のホームディレクトリにコピーして編集して使います。
が、.cannaのファイルの場所を指定することもできます。
例えば、
setenv CANNAFILE /usr/local/lib/canna/sample/default.canna
のように直接.cannaファイルの場所を指定してやることによって、.cannaをホームに置かなくても参照してくれるようになります。
また、$TERMがktermの場合はkterm.cannaを、xtermの場合はxterm.cannaを読み込むようになっています。
さらに$DISPLAYに名前を付けた時(例えばhogehoge)に、その画面になったときにhogehoge.cannaファイルを読み込むようになっています。
この.cannaファイルの読み込む順番は、
setenv CANNAFILE
~/.canna
/usr/local/lib/canna/default.canna
hogehoge.canna
kterm.canna
の順番に読み込むようになっています。
何も指定しない場合は、/usr/local/lib/canna/default.cannaが読み込まれます。
Cannaには様々なユーティリティーがインストールと同時に入ります。
例えば、現在使用しているユーザー辞書ファイルの一覧を見たい時は、
> lsdic
とコマンドを打ってやることによって、一覧を見ることが可能です。
また、自分が登録した辞書(hogehoge)の内容を見たい時は、
> catdic hogehoge
としてやります。
また、辞書ファイル(hunihuni)で定義された単語を辞書(hogehoge)に登録するには、
> addwords hogehoge < hunihuni
としてやります。
指定した辞書ファイル(hunihuni)の内容を使って新たに辞書(hogehoge)を作成する場合は、
> mkdic hogehoge -l hunihuni
としてやります。
この時、mkdicの辞書にuser以外を指定した場合は.cannaにその辞書名(hogehoge)を記述する必要があります。
> :vi ~/.canna
(use-dictionary
略
:bushu "bushu"
:user "user"
:user "hogehoge"
)
と、:user "hogehoge"を追加してやります。
また、現在のCannaの設定を確認するには、
> cannachek -v
としてやると、Cannaの設定が全て表示されます。