日本語を入力するためには日本語が表示可能なエディタが必要ですが、FreeBSD標準で付属しているviは日本語に対応していません。
日本語に対応したviはnvi、jvim(vim)、elvisなどがありますが、私は操作性の面からjvimを愛用しています。
jvimはvimというviクローンを日本語向けにカスタマイズしたソフトです。
jvimはportsからインストールします。
jvimのportsはcanna用(ONEWの有無に分かれる)とwnn用(freewnn、wnn6、wnn7に別れる)、さらにcanna+wnn用があります。
# ls|grep jvim3
jvim3/
jvim3-canna/
jvim3-canna+freewnn/
jvim3-canna+wnn6/
jvim3-canna+wnn7/
jvim3-direct_canna/
jvim3-freewnn/
jvim3-wnn6/
jvim3-wnn7/
jvim3-direct_cannaをインストールするには、
> cd /usr/ports/japanese/jvim3-direct_canna
> su
# make install clean
でインストール完了です。
インストールが終わったら早速日本語入力してみましょう。
日本語を表示するにはkonが必要ですので、先に起動しておきます。
> kon
> jvim
起動後は入力モードで、「Ctrl+\」で日本語入力のON/OFFが切り替わります。
またjvimは完全にvi代替えになりますので、.cshrcを設定して環境変数のEDITORにjvimを割り当てるのと、jvimをviにaliasすると良いでしょう。
vi ~/.cshrc
setenv EDITOR jvim
alias vi jvim
jvimはデフォルトの設定ですと、ファイルを書き換えたときにバックアップファイルを自動的に作成します。
これをやめるには、jvimの設定ファイル.jvimrcをホームディレクトリに作成してやり、設定を記述してやる必要があります。
> vi ~/.jvimrc
set nobackup
この設定を全てのユーザーでこの設定を有効にしたい場合は /usr/local/etc/jvim3rc に記述すれば良いでしょう。
jvimを「jvim3-direct_canna」以外のportsから入れるとonewという日本語変換アプリケーションが自動で入ります。
jvimは「jvim3-direct_cann」以外はonewを介して日本語入力を行います。
onewを使って日本語入力する場合は「jvim3-direct_cann」の時と同様に「Ctrl+\」で日本語入力のON/OFFを行うことができます。
> kon
> jvim
Ctrol+\
[なr]^@:romkan-OFF ^K:あ/ア ^L:あ/a Z:a ^V:a ^G:一覧 SPACE:変換 RET:確定
画面の一番下に上のような行が出たら、日本語入力できる状態ということです。
説明は全部そこに書いてありますが、「^」は「Ctrl+」って意味です。
また、ONEWで日本語入力するとNNと打つと「んん」になってしまいます。
これをNNで「ん」にしたい場合は、
> setenv ONEW_NN_THRU
と設定すれば良いです。
常に有効にするなら.cshrcに記述しておきましょう。
> vi ~/.cshrc
setenv ONEW_NN_THRU