テキストブラウザ(w3m)


Last Update: 2005/01/04
30437 th Visitor

w3m

インターネットのサイトなどを閲覧する時はWebブラウザを用います。
FreeBSDはX Window上でなら、Mozillaなどのブラウザがよく使われていますが、これらはGUIのアプリケーションのためコンソールでは動作しません。
そこで、コンソール上でも動作するテキストブラウザというものがあります。
これをインストールすることでコンソール上からでもWebサイトを閲覧できるようになります。

日本語に対応しているテキストブラウザはLynx、w3mなどがありますが、w3mの方がtableが描画できたりと何かと高機能で使いやすいので、私はw3mを愛用しています。
また、最近のw3mはImagePatchを当てることによって、Xのターミナル上(ktermなど)で、画像が表示できるブラウザとして注目されています。

サーバー用途などで、w3mをコンソール上でのみ使う方は必要ありませんが、Xでもコンソール上でも使う方はImagePatchが当ててあるw3mを使用するのが良いと思います。

w3m-imgのインストール

ImagePatchを当てたw3mは「w3m-img」として区別されています。
ここではw3m-imgのインストールを説明しますが、ImagePatchを当てないw3mをインストールする場合は、/usr/ports/japanese/w3m/からインストールしてください。
なお、w3m-imgをインストールするとgtkなどがインストールされるので、嫌な方はw3mをインストールすると良いでしょう。

インストールはportsから行います。

> su
# cd /usr/ports/japanese/w3m-img
# make install clean

これでインストールは完了です。 途中boehm-gcなどでインストールオプションの選択画面が出ますが、デフォルトのまま進んでください。
正常に終了したらインストールは完了です。

w3mの使い方

w3mはw3mコマンドで起動できますが、コンソール上で日本語のサイトを見るにはkon上で実行する必要があります。
w3mには引数としてURLあるいはファイル名を指定して実行します。

> kon
> w3m http://iris.homeunix.net/yayoi/

として閲覧できれば成功です。

w3mの基本動作はlessとほぼ同様です。
起動後に使うコマンド以下を参考にしてください。

コマンド内容
oオプション設定画面を表示
l、→
h、←
j、↓
k、↑
J画面を1行上へスクロール
K画面を1行下へスクロール
Space、Ctrl+v次のページを表示
ESC、b、v前のページを表示
^行頭へ移動
$行末へ移動
w次の単語へ移動
W前の単語へ移動
>画面を右にスクロール
<画面を左にスクロール
g文書の最初の行へ移動
G文書の最後の行へ移動
TAB次のリンクへ移動
Ctrl+u、ESC+TAB次のリンクへ移動
[最初のリンクへ移動
]最後のリンクへ移動
Enterカーソル上のリンク先を読み込み
a、ESC+Enterカーソル上のリンク先の文書をファイルに保存
uカーソル上のリンク先のURLを表示
iリンクに関連づけられた画像のURLを表示
Iカーソル上のリンクに関連づけられた画像を表示
ESC+Iカーソル上のリンク先の画像をファイルに保存
:リンクされていないURLの文字列をリンクにする
c現在のURLを表示
Ctrl+hURLの履歴を表示
UURLを指定して開く
Vローカルファイルを指定して開く
B現在見ているバッファを削除し、一つ前のバッファを表示
vHTMLソースを表示
sバッファを選択
Sバッファをファイルに保存
ESC+bブックマークを読み込み
ESC+a現在のURLをブックマークへ追加
qw3mを終了

普通にサイトを閲覧するのなら、
起動後、リンク先を表示したければリンク上でEnter、一つ前のURLへ戻りたければB、戻るURLを選択したければs、履歴を表示したければCtrl+h、リンク先を保存したければa、現在のページを保存したければS、ソース表示はv、ブックマーク追加はESC+a、ブックマーク表示はESC+bぐらいを覚えておけば良いでしょう。
またw3mの終了はqです。

ブックマークに1つ以上が登録されている場合は、

> w3m -B

でブックマークを起動時に選択することが可能です。
また、設定の変更はoで行います。
例えば、フレームに対応させたいときは「フレームの自動表示」をONにします。
また、標準のままだとフォームに書き込む時にviを使用するので日本語が通りません。
日本語で入力できるようにするには、「利用するエディタ」を「/usr/bin/vi」から「/usr/local/bin/jvim」などに変更してやる必要があります。
また、設定を保存するには、各項目の一番下にある[OK]を選択します。


日本語環境


もどるにゅ

トップにもどるにゅ