startxでXを起動すると素っ気ない背景になっています。
これをもうすこしグラフィカルにしてみましょう。
標準では、ちょっとざらざらした背景になっていると思います。
これをちょっと細かくしてみましょう。
> xsetroot -gray
これで少しきめ細かくなったと思います。
あるいは背景をある色にしたい時は、
> xsetroot -solid red
の様に、色名を指定してやります。
色名はHTMLで使える色なら大体OKっぽい感じです。
もちろんRGB値の#000000も指定可能です。
個人的には#505070やDarkSlateBlueがお奨めです。
> xsetroot -solid #505070
これをXの起動と同時に反映したい場合は.xinitrcに記述してやれば良いです。
最後に起動するソフトの前ならどこでも良いので、バックグラウンドで起動するように記述してください。
xsetroot -solid DarkSlateBlue &
xterm -geometry +100+100
な感じにしてやればOKです。
背景に画像を表示させる。つまり壁紙を貼るにもxsetrootコマンドを用いることができます。
xsetrootで貼れるファイル形式はビットマップ形式です。
ただ、Windowsビットマップではなく、X Windowビットマップなので一般的なBMPファイルは使えません。
XBMファイルに対してのみ使用できます。
なので、XBMファイルをサポートしてる画像加工ソフトであらかじめXBMファイルを作成しておく必要があります。
XBMファイル(例ではhogehoge.xbm)が用意できたら、
> xsetroot -bitmap hogehoge.xbm
としてやればhogehoe.xbmが背景にセットされます。
上のxsetrootコマンドではxbmしか壁紙にできません。
そこでxvという画像処理ソフトを使います。
このxvは画像ビューアとしても使え、エフェクトをかけたり、画像形式を変換できたりするソフトです。
このxvの一部の機能として壁紙を貼れるようになっています。
xvはBMP、XPM、JPEG、GIFなどの標準的な画像形式をサポートしているので、xsetrootのように形式を変換しなくてもそのまま壁紙ファイルとして使うことができます。
xvはportsからインストールします。
> cd /usr/ports/japanese/xv
> su
# make install clean
でインストール完了です。
普通に画像(例ではhogehoge.bmp)を背景に敷き詰めるだけなら、
> xv -root -quit hogehoge.bmp
のようにしてやれば良いです。
画面いっぱいまで拡大するには、
> xv -root -max -quit hogehoge.bmp
縦横比を固定して画面いっぱいまで拡大するには、
> xv -root -maxpect -quit hogehoge.bmp
などがあります。
他にもxvには色々オプションがあるので詳しくはマニュアルを見てください。
Xの起動と同時に背景指定したい場合は.xinitrcに記述します。
xv -root -maxpect -quit hogehoge.bmp &
xterm -geometry +100+100
xsetrootやxvの他にも、ImageMagickやxpmroot、sxpmroot、xloadimage、xliなどでも壁紙を貼ることができますが、xvが1つあればほとんどの場合問題ないと思います。