WindowManagerであるEnlightenmentのターミナルにEtermというものがあります。
EtermはWindowManagerに合わせて、とてもグラフィカルな機能を持っていて、ターミナルの背景に画像を入れたり、さらにその画像を透過表示に出来たり、メニューバーがかっこよかったりします。
まぁ多少重いような気がしますが、それを超えるかっこ良さを提供してくれる素敵ターミナルなので、とりあえず入れてみましょう。
Etermはいつも通りportsからインストールします。
が、Etermはx11/etermとjapanese/etermの2種類があり、japanese/etermの方は日本語が通る上に、ターミナルの設定がktermのものが使えたりするので、当然こちらをインストールします。
> cd /usr/ports/japanese/eterm
> su
# make install clean
でインストールが終わる…はずなんですが、途中でlibastを依存で入れた後にast.1のライブラリが無いって怒られてしまいました。
これはlibastのバージョンが上がったために、libast.so.1だったものがlibast.so.2になってしまったがためです。
ただ名前が変わっても互換性はありますのでシンボリックリンクを張ってやりましょう。
# ln -s /usr/X11R6/lib/libast.so.2 /usr/X11R6/lib/libast.so.1
で万事解決です。
再びmake installをしてやれば今度は問題なくインストールできるはずです。
Etermを起動するには、
> Eterm &
で起動できます。Eが大文字なのに注意してください。
すると一風変わったデザインのツールバー&スクロールバーと共にEtermが起動すると思います。
Etermの設定は、そのほとんどがツールバーから行えます。
背景透過なども自由自在です。
ツールバーをオプションで消してしまった場合は、Ctrl+右クリックでツールバーが出るようになっています。
Etermの設定ファイルはツールバーのEterm -> Save User Setting、Save Theme Settingから保存できるので、それを改造してやるのが良いと思います。
設定ファイルは~/.Etermに出来ます。
ちなみにデフォルトの設定ファイルから設定を変更するには、
> mkdir -p ~/.Eterm/themes/Eterm > cd /usr/X11R6/share/Eterm/themes/Eterm > cp themes.cfg ~/.Eterm/themes/Eterm
として、コピーしたthemes.cfgを改造してやると良いでしょう。
GNOMEなどでは普通に
> Eterm -O &
としてやれば背景が透過されますがblackbox等ではうまくいかないと思います。
そこでEsetrootというコマンドを使って背景を指定してやると、無事背景が透過できるようになります。
EsetrootコマンドはEtermをインストールすれば自動的に入るので新たにインストールは必要ありません。
例えば普通に背景画像敷き詰めたい時はは、
> Esetroot hogehoge.jpg
のようにしてやれば良いです。
Esetrootにはオプションとして-cで中央に配置、-fで画面の大きさに拡大などがあります。
つまり、背景を画面いっぱいまで拡大したい時は、
> Esetroot -f hogehoge.jpg
としてやれば良いわけです。